リトリートぐんま

【四万】自分を慈しむ水辺の散歩道。四万ブルーと歴史に包まれる温泉旅

情報更新日:2026年03月12日

【四万】自分を慈しむ水辺の散歩道。四万ブルーと歴史に包まれる温泉旅

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

湖の澄んだ色合いややわらかな木漏れ日、歴史ある寺社の落ち着いた空気に触れる時間は、日常の慌ただしさから離れ、心を整えるリトリートのひとときになります。
温泉街の趣ある風景の中でゆったり過ごし、カフェタイムでほっと一息。
夜は温泉に浸かってくつろぎ、昼は自然の中でゆったり散策をすることで、心と体をゆるやかにリセットでき、“自分を整える時間”を楽しめます。

こんな人におすすめ!

#自然に包まれたい #温泉でくつろぎたい #写真好きな人 #カフェ巡り好き

START

1日目

SPOT

1

09:00

四万ブルーと秋景に彩られた湖

奥四万湖

秋の気配が深まる頃、少し足を伸ばして訪れた奥四万湖。湖へと続く道を進むにつれて、車窓から見える景色が少しずつ色づきはじめ、「もうすぐだな」と胸が高鳴ります。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

湖畔に到着して目に飛び込んできたのは、想像以上に鮮やかな世界でした。赤や黄色に染まった木々が湖を囲むように立ち並び、その足元には、透き通るような四万ブルーの湖面。秋色の紅葉と、澄んだ青のコントラストがあまりにも美しく、思わず言葉を失うほどです。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

奥四万湖の水は、光の当たり方や見る角度によって表情を変え、深い青にも、やわらかなエメラルドグリーンにも見えます。その上に映り込む紅葉が、まるで一枚の絵画のようで、しばらくその場に立ち尽くし、ただ静かに見入ってしまいました。風が吹くと湖面がゆらりと揺れ、色と色が溶け合う瞬間さえ、静かで美しく感じられます。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

湖畔をゆっくり歩いていると、落ち葉を踏みしめる音や、ひんやりとした空気が心地よく、自然と歩くペースも穏やかに。忙しい日常ではなかなか気づかないような、小さな音や色に、心がすっと向いていくのを感じます。特別なことをしなくても、ただそこにいるだけで満たされる時間です。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

赤や黄色、そして四万ブルー。それぞれが主張しすぎることなく、静かに調和する奥四万湖の秋景色は、眺めているだけで気持ちが落ち着いていくのを感じさせてくれます。何かを考えるというより、ただ深呼吸をして、景色を受け取る。そんな時間が、こんなにも贅沢なのだと改めて感じました。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

華やかさの中に、どこか静けさがある奥四万湖の秋。季節が変わるたびに、また訪れてみたいと思わせてくれる、心にそっと残る場所でした。

基本情報

郵便番号:377-0601

住所:群馬県吾妻郡中之条町大字四万

電話番号:0279-64-2321

  • 車で10分

SPOT

2

10:00

無病息災を祈る、静けさに包まれたパワースポット。

薬王寺

四万温泉の奥、日向見(ひなたみ)地区をぶらぶら歩いていると、ふと静かな時間が流れる場所に出会いました。その一角に、ひっそりと佇んでいるのが薬王寺(やくおうじ)です。定番の観光ルートから少し外れたところにある、四万温泉の隠れたパワースポットです。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

長い参道をゆっくりと登っていると、苔むした石や古い木々が静かに迎えてくれます。長い年月を重ねてきたことが伝わってくる景色に、ここに流れてきた時間の深さを自然と意識させられます。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

境内へと足を踏み入れると、派手さはありませんが、その分、どこか厳かで澄んだ空気に満ちています。日常の延長線上にありながら、少しだけ別の時の流れに足を踏み入れたような、不思議な静けさが広がっています。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

薬王寺は昭和初期、胸の病を抱えた住職がこの地で湯治を行い、病を克服したお礼として建てられたお寺です。境内に漂う穏やかな空気は、「病を癒やしたい」「健やかに過ごしたい」という人々の願いが、長い年月をかけて静かに積み重なってきたからこそ生まれたもののように感じられます。地元の方や湯治に訪れた人々が、無病息災を願って足を運んできた背景を思うと、この場所が特別な祈りの場であると同時に、日々の暮らしにそっと寄り添ってきた存在なのだと、しみじみと心に残ります。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

中でも印象に残ったのは、名水として知られる 「薬王水(御法水)」。諸天善神の法味を受けた霊水だそうで、口に含むと体の内側に静けさが広がるような感覚がありました。こうした“体験できる場所”が旅の途中にあると、ただ歩くだけよりも思い出に残ります。肩に力を入れずに立ち寄れる程よい規模感も、この場所ならでは。観光地というより、散策の途中で見つけた寄り道スポットのような存在で、気負わずに訪れることができるのが心地よく感じられます。

基本情報

郵便番号:377-0601

住所:群馬県吾妻郡中之条町大字四万

電話番号:0279-64-2927

  • 徒歩で5分

SPOT

3

11:00

静かなお店に、あたたかい声。

あづまや

「この先に本当に喫茶店があるの?」と少し不安になるような小道の先に現れるのが、隠れ家のような喫茶店あづまやです。ひっそりと佇むその姿は、知る人ぞ知る名店といった雰囲気。扉を開ける前から、どこか心惹かれる、そんな予感を抱かせてくれます。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

扉を開けると、外の静けさとはまた違う、落ち着いた時間が流れています。木の温もりを感じる店内は、素朴でどこか懐かしさを感じる心安らぐ空間です。まるで昔からここにあり続けてきたかのような、そんな風情が漂っています。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

メニューを見て、郷土料理のおきりこみうどんと迷いつつも、この日は甘いもので癒されようとぜんざいを注文。窓の外に目を向けると、四万川のせせらぎや、風で揺れる木々の気配が、BGMみたいにそっと入り込んでくるようです。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

しばらくして運ばれてきたぜんざいは、湯気がふわりと立ちのぼり、見ただけでほっとする佇まい。一口食べると、小豆の豊かな甘さがじんわりと広がります。しっかりとした甘みがありながら、どこかほっとする、体に染み渡るような味わいです。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

店内には本や小物がさりげなく置かれていて、誰かの家にお邪魔しているような感覚になります。ほどなくして店主の方が声をかけてくれ、四万の昔話や、最近の温泉街の様子、さらには「今日はどこを歩いてきたの?」と、会話が自然と広がりました。話の流れで、竹ではなく塩ビ管で作った尺八のお話に。タイミングが合えば、その演奏を聞かせてもらえるレアな体験も。静かに過ごしたい人も、旅先ならではの会話を楽しみたい人も、どちらも自然に受け止めてくれる空気があります。

観光の合間に軽食で一息つきながら、地元の空気や人の温かさに触れる。あづまやは、そんな時間を過ごしたい人にちょうどいい場所です。

基本情報

郵便番号:377-0601

住所:群馬県吾妻郡中之条町大字四万4401

電話番号:0279-64-2688

営業時間:10:00~15:00

定休日:不定休

  • 徒歩で5分

SPOT

4

11:30

四万の伝承に触れる、歴史に残る薬師堂。

日向見薬師堂

四万温泉の中心街から少しだけ足を延ばして訪れた日向見(ひなたみ)薬師堂。豊かな自然の中にある境内に立つと、思わず深呼吸したくなるような静けさが広がります。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

薬師堂の歴史は古く、創建は平安時代の終わりごろ(永延年間)まで遡ると伝えられています。碓氷貞光(うすいのさだみつ)という武将が木の根峠を越える途中、谷川の音を聞きながら読経を続けていた時、夢に現れた童子のお告げでこの地に源泉が湧いたという伝説が残っているのだとか。そこから「四万もの病を治す湯」の伝承が生まれ、四万温泉という名前の由来の一つになったとも言われています。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

現在のお堂は1598年に再建されたもので、茅葺屋根の落ち着いた佇まいが印象的。国の重要文化財にも指定されており、群馬県内でも古い木造建築として貴重な存在です。こぢんまりとした堂内には、病気を治す仏さまとして信仰されてきた薬師瑠璃光如来像が祀られているそうで、そっと手を合わせました。
ちなみにお堂にはしゃもじが奉納されており、「救われる」という意味と「食べる物に困らない」という願いが込められているそうです。また、お堂の下からは源泉が沸いており、石垣を触ると何となくあたたかかいような気がしてきます。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

そばにある足湯や、共同浴場の「御夢想の湯」でひと休みしている地元の方や旅人の姿もちらほら。辺り全体が「四万温泉の発祥地なんだな」という空気をまとっています。歴史の薫りと静かな空気が、旅の中に“余白”を生んでくれる、そんなスポットです。

基本情報

郵便番号:377-0601

住所:群馬県吾妻郡中之条町四万4371

電話番号:0279-75-3069

定休日:不定休

  • 車で10分

SPOT

5

12:30

テラスで、四万を味わう。

シマテラス

散策の途中で立ち寄ったのが「シマテラス」。四万川沿いに建つこのカフェは、テラス席から川の流れや緑を間近に感じられる、気持ちのいいロケーションが魅力です。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

まずオーダーしたのは、看板メニューのピザ「シマテラス」。焼き立てで運ばれてきたピザは、生地の外側がカリッと香ばしく、中はもっちり。ひと口食べると、小麦の風味と素材の旨みがしっかり感じられ、満足感のある味わいです。具材には群馬県名産の「舞茸」がたっぷり使われており、香り豊かです。見た目以上にボリュームがあり、ランチとしてもしっかり楽しめる一枚です。自然に囲まれた場所で食べるからか、いつもよりゆっくり味わいたくなりました。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

一緒にいただいたのは、ホットのカフェラテ。カップに描かれたおしゃれなラテアートに、思わず写真を撮りたくなります。エスプレッソのコクとミルクのまろやかさのバランスがよく、散策で少し冷えた体を内側から温めてくれるような一杯です。テラス席で川を眺めながら飲むと、よりほっとした気分に。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

さらに、シマテラスのオリジナルドリンク「KEEP IT BLUE」も。四万ブルーをイメージした透明感のあるブルーがとても印象的で、見た目にも爽やか。フルーティーでさっぱりとした味わいは、歩き疲れたあとにぴったりです。このドリンクは売上の一部が四万温泉の環境保全に寄付されているそうで、美味しくいただきながら地域に少し貢献できるのも嬉しいポイントです。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

店内のオーブンで焼き上げる自家製パンもあり、いくつかおやつに買って帰りました。焼き上がりから時間が経っていてもとても美味しかったです。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

店内は木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気で、テラス席も含めて居心地の良い空間です。せかされることもなく、自分のペースで過ごせる空気感が心地よく感じられました。シマテラスは、四万温泉や奥四万湖を巡る途中に立ち寄りたくなる場所。
美味しいピザとドリンクを楽しみながら、少し足を休めて、また次の景色へ向かう。そんな旅のリズムにちょうどよく寄り添ってくれるカフェです。

基本情報

郵便番号:377-0601

住所:群馬県吾妻郡中之条町四万4237−43

電話番号:080-4155-0193

営業時間:11:00〜17:00

定休日:火曜日(火曜以外の定休日あり)

  • 車で5分

SPOT

6

15:00

源泉かけ流しとせせらぎが迎える、癒しの宿。

四万温泉 豊島屋

四万旅の宿泊に選んだのは豊島屋。川のせせらぎがすぐそばに聞こえる渓流沿いの立地、全館100%源泉かけ流しの温泉、そして一部屋一部屋にこだわりが感じられる客室。その魅力を知り、「ここでゆっくり過ごしてみたい」と思ったのが決め手でした。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

今回、宿泊したお部屋は露天風呂付き客室の 「萩」。部屋に入った瞬間、まず感じたのは空気のやわらかさ。和室とベッドルームがつながっていて、畳の安心感と洋室の快適さ、どちらも味わえる造りです。照明も控え目で、全体的にやさしい雰囲気です。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

窓の外には四万川が流れ、水音が絶えず耳に届きます。何かしなくても、ただ座って景色を眺めているだけで気持ちが整っていきます。お茶を淹れて、ぼんやりと過ごす時間が、こんなにも贅沢に思えるとは思いませんでした。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

お部屋には、半露天の客室風呂が付いています。外の空気を感じながら湯に浸かれる心地よさは格別で、湯船の先に広がるのは渓流と自然の景色だけ。視線を遮るものがほとんどなく、まるで景色の中に溶け込んでいるような感覚です。源泉かけ流しのお湯はとてもやわらかく、肌にすっとなじむ感触。長く浸かっても疲れにくく、何度でも入りたくなります。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

客室に露天風呂があっても、やっぱり大浴場は外せません。内湯は木と石を基調にした、落ち着いた造りで、こちらからも自然の景色を眺めることができます。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

体を温めてから露天風呂へ出ると、手を伸ばせば届いてしまうのではないかという距離に流れる四万川。迫力のある川の音や風の気配がより近く感じられます。まるで自然の一部にでもなったような、そんな解放感があります。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

夕食は、群馬県産の麦豚をはじめとする地元の食材を中心にした里山懐石。見るだけでも十分な彩りとボリューム。山の幸・川の幸・里(畑)の幸のいいところだけを取り寄せた贅沢なラインナップ。癖がある鹿や鯉のジビエも美味しくて大満足です。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

朝食は、釜で炊いた艶々ご飯と、群馬県産の新鮮野菜がたっぷり入ったお味噌汁や、国産大豆で手作りしたお豆腐、岩魚の一夜干しなど、理想の朝定食です。「釜で炊いたご飯ってこんなに美味しいんだ」と感じましたが、それもそのはず、四万の風土に育まれた、自然乾燥、天日干しでゆっくり仕上げたお米だそうです。教えていただいてから改めて、一粒また一粒としっかり味わっていただきました。

川のせせらぎをすぐそばに感じながら、源泉かけ流しの湯に身を委ねるひととき。豊島屋で過ごす時間には、四万温泉らしい静けさとやさしい癒しが、さりげなく息づいています。

基本情報

郵便番号:377-0601

住所:群馬県吾妻郡中之条町四万3887

電話番号:0279-64-2134

営業時間:チェックイン: 15:00~/チェックアウト: ~10:00

定休日:不定休

2日目

SPOT

7

11:00

種類豊富な地ビールと軽食をゆったり楽しむカフェ

CraftBeer & Cafe こはるび

四万温泉街を歩いていると、川のせせらぎと澄んだ空気に誘われて、自然と足が止まりました。立ち寄ったのは、アヒルのロゴが目印のcraft beer & cafe こはるび。木のぬくもりにあふれた店内は、店主さんが集めた小物やアートがたくさん並べられ、アットホームで居心地のいい雰囲気です。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

まず、いただいたのは 「四万ブルーレアチーズケーキ」。名前の通り、四万ブルーを思わせる透明感のある青いゼリーの層が印象的で、思わず目を引きます。口にすると、なめらかなレアチーズのコクとほどよい酸味が広がり、さっぱりとした後味。甘さが控えめなので、温泉街散策の合間でも気軽に食べられます。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

「なつかしの焼きプリン」は、しっかりとした食感が特徴。スプーンを入れると、ほどよい弾力があり、卵の風味がしっかりと感じられます。カラメルのほろ苦さが全体を引き締めていて好印象。昔ながらの味わいで、落ち着いて甘味を楽しみたいときにぴったりです。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

ドリンクは「四万ブルークリームソーダ」を。鮮やかなエメラルドブルーのソーダに、白いアイスが浮かぶ見た目はとても爽やか。炭酸は強すぎず、口当たりは軽めで、アイスの甘さと合わさることでバランスの良い一杯に仕上がっていました。歩き疲れた体をリフレッシュしてくれます。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

素材の風味を生かしたクラフトソーダは、食後でも飲みやすい味わいです。そして、ここに来たら外せないのがクラフトビール。店主さんのご家族が四万温泉唯一のブルワリーを営んでおり、食香バラや柚子などここにしかない味を楽しめます。苦味が強すぎないものが多く、普段あまりビールを飲まない人でも試しやすい印象でした。温泉地でゆっくり味わう一杯は、旅の気分をぐっと高めてくれます。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

craft beer & cafeこはるびでは、お料理はもちろん、デザートやドリンクも一つひとつ丁寧に作られていて、飾りすぎない、やさしく素朴な魅力があります。四万温泉の空気を感じながら、こだわりの手作りスイーツと飲み物でひと息つける、ぜひ立ち寄りたい一軒です。

基本情報

郵便番号:377-0601

住所: 群馬県吾妻郡中之条町四万3841−4

電話番号:0279-26-8420

営業時間:12:00~17:00

定休日:月・火曜日

  • 車で5分

SPOT

8

12:30

自然とアートが、静かに重なる場所

OUKETSU TERRACE

OUKETSU TERRACE(オウケツテラス)は、その名のとおり、長い年月をかけて自然の力が生み出した「四万の甌穴群」のすぐそばにあります。川の流れと岩肌がつくり出したダイナミックな景観に寄り添うように佇み、周囲には水音とひんやりとした空気が静かに満ちていました。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

せっかくなので、甌穴へ。気の遠くなるほどの時間をかけて水の流れが岩盤を削り続け、少しずつ形づくられてきた甌穴は、数万年という歳月がそのまま刻まれているようです。近くから見下ろすと、川の音や岩の質感がはっきりと感じられ、自然が積み重ねてきた時間の長さを実感します。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

続いて、OUKETSU TERRACEへ。印象的だったのは、そんな自然の中にアートや人の営みが違和感なく溶け込んでいること。大きな屋根をもつメイン棟は、この一帯の入口を示すような存在感があり、その下にはカフェやギャラリーが並びます。周囲の木々や川の音と調和した建物は、主張しすぎることなく、それでいて新しさも感じさせる佇まいです。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

ギャラリー「龍の巣」では、彫刻や現代アートが展示されており、静かな空気の中で作品と向き合う時間が流れます。自然の気配を感じながら眺めていると、屋内にいながらも屋外と地続きの空間にいるような、不思議な感覚になります。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

ここに来たらぜひ立ち寄りたいのが、アート作品と一体になったトイレである「+toilet」。小さな建物が並ぶユニークなつくりで、各個室に1点ずつ作品が展示されています。作品名を見てから入るというささやかな体験が、旅の途中にちょっとした楽しさを与えてくれます。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

散策のあとは「森のカフェ キセキ」でひと休み。木々に囲まれた静かなカフェでお茶を飲みながら、甌穴の景色やアートの余韻をゆっくりと味わいます。川の音を聞きながら過ごす時間は、気持ちを切り替えるというより、自然と心が落ち着いてくるものです。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

OUKETSU TERRACEは、四万甌穴の迫力ある景色を見たあと、その印象を穏やかに受け止めてくれる場所。自然を「見て終わり」にするのではなく、アートやカフェを通して立ち止まることで、先ほど眺めた景色が少しずつ自分の中に残っていきます。

基本情報

郵便番号:377-0601

住所:群馬県吾妻郡中之条町四万3497【オウケツ前】

電話番号:0279-64-2927

営業時間:10:00~17:00

定休日:不定休

森のカフェKISEKI:営業時間:10:30~14:30(ラストオーダー)
電話:0279-64-2290
公式Instagram:https://www.instagram.com/morinocafe_kiseki/

  • 車で15分

SPOT

9

14:00

彩り豊かな草木花を、五感で楽しむガーデン

中之条ガーデンズ

四万の旅、最後に向かったのは中之条ガーデンズ。11月中旬には「りんご畑の収穫祭」が開催されています。園内に足を踏み入れると、庭園のファームエリアに赤い実をたわわに付けたりんごの木。足元には落ち葉が重なり合い、ふかふかのカーペットのように広がっています。歩き出した瞬間から、「あ、もう秋が深まっているんだな」と、季節の変化を体で感じられる空間です。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

ここがいいなと思ったのは、ただ庭園を眺めて歩くだけで終わらないところ。収穫祭の期間中は、りんごのもぎ取り体験もできて、私も特設エリアで“ひとつ”、りんごを選ばせてもらいました。(※一人ひとつまでの収穫体験。)どれにしようか迷いながら、赤さや形、近づいたときの香りを確かめる時間が楽しくて。自分の手で実をもぎ取る、その小さな動作ひとつで、自然との距離がぐっと近づいた気がしました。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

園内を歩いていると、赤や黄色に色づいた木々のあいだで、草花や宿根草が秋風に揺れているのが自然と目に留まります。いくつかのエリアに分かれた庭園は、それぞれ雰囲気が異なり、歩くたびに表情が変わるのも楽しいところ。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

気になる場所でふと足を止めて写真を撮ったり、空を見上げたり。次にどこへ行くかを決めず、流れにまかせて歩けること自体が、このガーデンズならではの心地よさだと感じました。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

リラックスの森エリアには「落ち葉のプール」があり、子供たちにとって絶好の遊び場となっています。木枠で囲われたスペースにタープが張られ、その中には落ち葉がたっぷり。子どもたちが落ち葉に埋もれながら無邪気に遊ぶ姿が見受けられ、微笑ましかったです。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

「森の文庫」と呼ばれる本のあるスペースでは、木陰で静かに本を読む人の姿も。ここは“きれいな庭を眺める場所”というだけでなく、時間を委ねて過ごせる場所なんだと実感します。私も思わず腰を下ろして、しばらく何もしない時間を味わってしまいました。※晴れた日の週末・祝日のみ本棚を開放。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

週末には、森のステージでの音楽やワークショップ、赤い小屋マルシェなども開かれていて、園内を歩いているだけで、秋の音や香り、食の気配が自然と届いてきます。子どもから大人まで、それぞれの形で“収穫の季節”を楽しめる空間が広がっているのが印象的です。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

そして散策の最後に立ち寄ったのが、園内にある中之条ガーデンズショップ。並んでいるのは、周辺の畑で育った地元農家のりんごや、乾燥芋、蜂蜜などの特産品。草木染めのトートバッグやドライフラワーなど、庭園の風景や季節を思い出すことができるアイテムも多く、見ているだけで楽しくなります。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

園内のりんご畑で採れたりんごを使ったジュースや、園内で収穫した小麦を使ったクッキーなど、中之条ガーデンズならではのお土産が買えるのも嬉しいポイントです。

掲載画像の無断転載・二次利用はご遠慮ください。

中之条ガーデンズの秋は、「見る」だけでなく、自然の営みと触れ合うことができます。 風を感じ、実りの味覚に出会いながら日常のスピードをそっと緩めてくれる、やさしい時間を過ごせる場所です。

基本情報

郵便番号:377-0433

住所:群馬県吾妻郡中之条町大字折田2411

電話番号:0279-75-7111

営業時間:・3月~11月 9:00から17:00(最終入園は16:30)・12月~2月 9:00から16:00(最終入園は15:30)

定休日:木曜日・祝日の翌日・年末年始 ※花の見ごろの時期は休園日であっても開園します。 詳しくは中之条ガーデンズ公式ホームページ内カレンダーをご覧ください。

FINISH

おすすめリトリート

リトリートを探すTOP

おすすめモデルコース

モデルコースTOP

Tourism Website

観光ぐんま

TOP